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執筆者の写真Misawa Sayaka

キッカケは疑問から

そもそも、

なぜ私が渋谷に音楽サロンを主宰することになったか?

出会いとキッカケ

今までの経緯をお話ししたいと思います。

いわゆる音楽業界で仕事をしていく中で、

とある疑問が生まれました。

それは何かというと、

《演奏する場所の少なさ》

《音楽家の地位の低さ》

《活動するアーティストさんがどんな信念・想いで音楽をやっているのかが、まったく見えない》

という点でした。

そこで

「アーティストさんがもっと活躍できる世の中にしよう!!アーティスト教育をやろう!!」

と活動していたこともありましたが、

教えたことをできる人もいれば、できない人もいる。

この違いって何なんだろう、、、って

純粋に疑問に思いました。

根性?

勉強した量?

マインド的なハナシ・・・?

うーーん

どれも理由として当てはまるようで、何かしっくりこない。

そんな時、

今の会社の代表の渡辺と出会い

私の中で、その理由が明らかになりました。

渡辺は20年近く、コンサルティングファームで仕事をしてきた人で、

人材評価、アセスメント、MBOが主な分野だったそうです。

仕事面では数々の大手企業の経営戦略なんかもずっとやっていた人ですから、

経験値と知識量がすごい。

いつもその博識さに驚きます^_^;

一見ばりばり仕事をしてきた人のようにも思えますが、

プライベートではクラシック音楽が大好きで年間100回以上コンサートを聴きに行ってたことも・・・!!笑

指揮者のクライバーの追っかけをやっていたこともあって、サインをもらったり

小澤征爾とご飯食べたこともあるようですよ。

なんとも羨ましいっ!!

しかし、方向音痴という、少し天然なところもあります。笑

彼から学んだことは、数え切れないくらいたくさんあります。

その一つが、

経験をただの「経験」にしないこと!!

過酷な経験をすればするほど人は成長するのであれば、

みんなそうなってますよね。

けど、

その経験を糧にして成功する人もいれば、

潰れてしまう人もいる。

その違いはなんなのでしょう?!

わかりやすい答えが、

「自分と向き合っているかどうか」

それだけだと言います。

それが

私が大切にしている

「自分軸」と一致しました。

経験を通して

自分が何を思ったのか?

感じたのか?

感情がどう動いたのか?

感情の問題であれば、

なぜ悲しいのか?

なぜ辛いのか?

なぜ涙が出るのか?

なぜ嬉しいのか?

日本人は情緒的な民族ですから、

感情に飲み込まれてしまうこともたくさんあるでしょう。

(その証拠に日本のドラマは何を見ても感情的!!

そういう私も実はめちゃくちゃ情緒的人間です。笑)

けど、

それらに飲み込まれるのでは無く

事実(起こったこと、動いた感情、なぜそうなったのか?)を

客観的に見つめるだけ。

自分に問うて、意識をすること。

実はこれだけで良いのです。

そしてそれをアウトプットする。書いて記録する。

行動に移す。

そうすることで、

人は成長します。

問題も解決します。

時間が多少かかったとしても、必ず解決します。

時代の気づきを、その都度ブログなどでかなりの量を発信してました。

ある意味この行動は私を成長させてくれる要因になったと思います。

私にとって、この新しいブログも「記録」の一つなのですから。

自信を持って、自己満足の一つと言えます!!

(もちろん、0.00001%でも見ている人のプラスになれば良いなーとは思ってますよ!笑)

渡辺がコンサルティングファームで仕事をしていた時

「渡辺さんのアウトプットの質と量は誰にも敵わないですね〜」

そんなことも言われて来たようですね。笑

けどそれでいくつもの伝説的なトップの成績をつかんでしまった人ですから、

何かヒントがあるのでしょう。

確かに、

代表の渡辺さんは気づいたことがあれば何十回もしつこく同じ話をします。

正直うんざりすることもありますが、笑

自然と私の頭にしっかりインプットされて、

実は情報として必要なものだったりします。

コンサルって企業の業績を上げなければ仕事にならない訳ですから

問題発見から解決、さらには進化、までの流れを何十社も経験してきたという

そんな人の意見は大きい。

ピアノを練習するときも間違った練習、

間違った音を何度も練習して体にインプットさせてしまったら、、、

恐ろしいです。笑

逆に、

正しい練習、自分の思い描く音で練習を重ねていったとしたら

演奏会で良い演奏=アウトプットができそうじゃないですか?!

私がこの事業にコミットするまで

何度も相談したり、ぶつかったりすることもありましたが

とても客観的で、的確。

そして、本質的です。

なので、

方法論はもちろん大切なのですが

それ以上に

自分に問うことが大事なんだと、

それを本当の意味で理解しました。

疑問・追求の繰り返し、とも言えます。

例えば

ピアノを上達したいと思った時、

自分と同じ手、体、価値観、の人は一人もいないですから

先生にいろいろなことを教えてもらったとしても、

結局弾けるようになるのは

自分と向き合って練習する他ないと思いませんか?

それを繰り返していくうちに

自分が大切していることに気付いたりするものです。

信念も磨かれていくものです。

生活全般、人間関係、仕事においても同じことが言えるのだと。

日々の選択は自分自身で判断しますよね。

なので選択したことは全て自己責任です。

"毒は食べたほうが悪い"


こんな言葉をどこかで聞いたことがあります。

「選択と決断」

この言葉、とっても大好きですが

その裏側に「自分軸」と「意識」があります。

誰が選択するって、

結局自分しかいませんからね。

まだまだ渡辺から学んだことはたくさんありまが、

長くなるので、割愛させていただきます!笑

こんな経緯でスタートにいたったというところです!!

来年春にオープンするILA渋谷美竹ビル(2階 美竹清花さろん)では

本質的なメッセージを、伝えられる場にしたいと思っています。

「本物」 は

10年、20年、100年と、必ず続きますから(^ ^)

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